開運五条件とは、昔から中国で言い伝えられている「これさえやれば開運する!」という5つの事です。それは『一命・二運・三風水・四積陰徳・五読書』のことで、『いちめい・にうん・さんふうすい・よんせきいんとく・ごどくしょ』と読みます。

一.命

これは、持って生まれた宿命を活かすことです。宿命とは、変えられないものですから、四柱推命をはじめとした生年月日で観る命術の占いで分かる『自分自身の資質や性格など』を表します。その宿命を知り、強みを活かして、欠点も悪く出ないようにすることです。

二.運

これは、その時々のテーマ・流れに乗るということを表しています。これは、世の中の状況・流れを把握する事も大事ですが、自然界に繰り返されるサイクルを占いで観ておくことが基本です。

僕らが四柱推命で観ている運気の流れは天中殺だけではありません。基本となる12種類の周期があり、更に晦気や天剋地冲、守護神などの特殊な運気もありますし、もっと詳しく出して、より具体的な自分に適した過ごし方や、どんなことが起こりやすいのかまでを観ることが出来ます。

運気の流れは、年だけでなく、月も日もありますので、今月の過ごし方を月初に参考にしたり、日のスケジュール・予定を決めるためにも役立ちます。これを使うことによって売上を飛躍的に上げた企業もありますし、オン・オフの切り替えができるようになって楽に過ごせるようになった方も多くいます。

また、大運という10年毎の社会運もあります。これに反した生き方をすると物事も上手くいきませんし、かなり生きづらくなりますので、必ず参考にして人生のストーリーをイメージしておくことをお勧めします。最も絶好調な時期・注意な時期も分かるので、人生計画を立てることにとても参考になります。

三.風水

風水とは、環境全体のことを表します。家相(間取りなど)は風水のうちの1つです。環境全体とは、どんな場所に住んでいるか、掃除はされているかという事から、人間関係や食に至るまで自分が影響を受ける全般のことです。

運が悪くなったら、まずは『場』と『食』を見直した方が良いとも言われますし、邪気を極力、受けないようにしているか、受けた邪気を浄化しているかなども、直感力や覚醒などに大きく影響してきます。

また、風水は『風』『水』と書きますが、実は『火』が隠されています。とくに日の本の国であり火山国である日本では『火』は大事で、『火』も入れた『火風水』をひふみのエネルギーと呼びます。環境を整えるのにも浄化をするのにも事業をやるのにも、火・風・水のエネルギーを循環させるが大事になってきます。

四.積陰徳

積陰徳とは、『陰で徳を積む』ことです。徳には『陰徳』と『陽徳』がありますが、『陰徳』とは、露骨にではなく陰ながら良いことをし、見返りを求めないことです。特に天中殺の2年目・2か月目・2日目は『陰徳の時期』と言われますが、普段から徳を積むことはエネルギーを循環させることに繋がります。

五.読書

これは分かりやすいと思いますが読書に限らず、勉強することが大事ということです。勉強することでエネルギーも高まりますし、成長もできますし、過去や人から学ぶことで謙虚でいることもできます。『生涯勉強』『人は皆、師なり』ですね。

全てが必要

主に、『一命』『二運』は四柱推命、『三風水』は潜在意識や集合意識、更には浄化や天に応援される生き方、『四積陰徳』『五読書』はエネルギーや運の法則などとリンクします。本当に人を幸せにするには具体的な占術だけでなく、これら全てが大事です。具体的な方法を挙げればきりがないほど情報量がありますが、他の部分で重要な幾つかを取り上げていますので、それらを押さえておけば、それだけでも充分に効果はあるでしょう。