占い師の仕事は人を幸せにすることと前述しましたが、もう少し具体的に挙げると
・本来の自分を活かすようにしてあげる
・自信を持たせる、勇気づける、元気にしてあげる
・潜在意識に良い情報を入れてあげる
・現状がより良くなる助言をする
・幸せを今以上に感じるようにしてあげる
などがあります。

基本的には、占い結果で出た良いことをたくさん言ってあげることです。ただ占いの知識を増やして、そのまま伝えるだけでは駄目だという事ですね。例えば、ネガティブな結果が出たとしても、良いことと良くないことは表裏一体ですから、ポジティブな表現に変えてあげることが必要です。「頑固で人の話を聞かない」と言うよりも、「芯が強くて周りの意見に流されない」と言ってあげた方が良いですよね。中には、昔から伝わっている占いの意味にはポジティブに裏返すのが難しいものや怖い意味のものもありますが、それはむやみやたらに言うのは控えた方が良いでしょう。

ただ、状況によっては、良くない結果が出ていることを言った方が良い場合もあります。”相手がそれで悩んでいたら、星のせいにしてあげる(あなたが悪いわけではない)”などがそれに当たります。ただ、良くないことを言う場合は、まず、相手がそれを受け入れられるかどうかを見極めて、言い回しにも配慮し、具体的な対策と、それによってどれだけ良い結果が期待できるのかを伝えてあげましょう。

なお、占いは一般的に「未来を言い当てる」というイメージがあるかもしれませんが、そこには大した価値はありませんし、それはほぼ不可能です。ただ、ある程度の予測を立てることはできますので、その傾向に合わせて今をどう過ごせば良いのかというアドバイスをしてあげると良いでしょう。

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