四柱推命を学んだ直後は、友人から鑑定することをお勧めしているのですが、友人への鑑定は完璧になってからやりたいと思う場合に、参考にしてみて下さい。

友人からやったほうが良い理由

最初のモニター鑑定を友人からやったほうが良い理由とやり方は書籍に詳しく書いているのですが、一言で言うと、協力してくれる人からアプローチしたほうが、次に繋がりやすいからです。

鑑定活動を始めるうえでの最初のテーマは、『数をこなして、鑑定のクオリティを高めること』ですから、

・アンケートに協力いただき、ヒアリングもして答えてもらう
・紹介や感想のシェアをしてもらう
という事ができると、とてもやりやすいのです。

そのうってつけの相手が、既に関係が築かれている友人・知人というわけです。

見ず知らずの相手では、アンケートも適当だったり、シェアもしてもらえなかったり、そもそも約束を守ってもらえなかったり、ということもザラにあるでしょう。

完璧というものは存在しない

士業ややファイナンシャルプランナーであれば、知識や技術を高めてから大事な人を相手にするというのは分かりますが、完璧にしなければ提供できないというサービスは、ほとんどありません。

携帯電話を例にとっても分かるように、以前は白黒で音も単音しか出なかったのです。多くの企業は、その時々の最善を尽くしてサービスを提供しながら、お客様の声や研究によって、より良いものを作っていくものなのです。

四柱推命は国家資格ではありませんし、完璧という状態は存在しません。なぜなら、奥が深いですし、時代によって、鑑定レベルによって、自分のスタイルや相手によって、読み解き方や最適な対応が変わってくるからです。

また、自分のスタイルが明確になれば、友人・知人の多くは、その対象外となるでしょう。友人・知人は、仲が良いだけで、ビジネスのターゲット層ではないからです。

生涯勉強であり、せっかく距離が近いのですから、そのための記念すべき第一歩の、協力者になってもらいましょう。

あなたの友人は、あなたの役に立ちことに喜びを感じるのです。

なんとしてでも、メンタルブロックを外そう

それでもまだ『完璧』にこだわるのなら、自分の価値観を深堀してみましょう。

なぜ、完璧じゃないといけないと思うのでしょうか?友人でなければ、完璧じゃなくても良いのでしょうか?

最初に練習相手になってもらって、レベルが上がったらまた再鑑定してあげてはいかがでしょうか?

その辺りの問いを自分に投げかけてみて、できることなら自分自身の捉え方を変えましょう。

友人・知人に協力してもらいながらスタートすることが、ベストなのですから。

また、『命式内に知性の星が多い』『円推力が月エリアのみ』の場合は、考えすぎる傾向があります。『三徳・五徳』さんもできるのが当たり前という考えから完璧を求めがちです。

これらのタイプの人は、周囲がそれほど気にしていないのに自分だけがこだわっていたり考えすぎていたりする場合がよくありますから、もっと気を楽にしてできると良いですね。

最終手段

どうしても友人・知人に声をかけられなければ、四柱推命活用コミュニティで練習相手を募ってみたり、受講生限定のフォローグループで先輩方を相手にやってみるのも良いでしょう。

また、フォローグループ内では様々なzoom会が行われていますので、仲間たちに相談してみても良いでしょう。