四柱推命の星回りに生きて
物事が上手くいくことを陽転と言い、
一般的にはそれを目指すと良いのですが、

それにこだわるほどハマりやすい
注意点があります。

命式にこだわるほど
それが不幸の足かせとなって

幸せを目指していたつもりが
苦しい状態になっていくのです。

最悪の場合、
自殺する人も少なくありません。

その理由を説明するためには、
まず人生のステージ
を知って頂く必要がありますので
簡単に説明します。

人生のステージ

ほとんどの宗教・哲学・思想において
心・人生にはステージがあり

それを総合的に体系化すると
4段階となります。

ステージについては
四柱推命講座でしっかりとお伝えしていますが

今回の肝である
『LikeステージからLifeへ移行する』
という意味を簡単に説明します。

まず、Likeステージとは、
4段階中、下から2番目のステージで

好きなことを仕事にして
売上も上がって日々が楽しい状態です。

・・・が!、

満足感を幸せだと思い込んでいて
それを追い求めるあまりに
5つの感情のダークサイドに陥り

イキイキしているように見えて
実は苦しんでいる状態のことです。

ほとんどの成功者が
これにハマっています。

Lifeステージとは、
4段階中、上から2番目のステージで、

『本当の幸せとは何か』
を知っていて

相手の喜び・幸せが
自分の喜び・幸せとなっている状態です。

このLikeステージと
Lifeステージの壁はけっこう厚いので

いかにその壁を乗り越えて
ステージアップするかが

幸福度を一気に高めていくための
カギとなります。

なお、Lifeステージに行くと
「幸せ過ぎて心臓がバクバクして死にそう・・・」
と言っても過言ではないくらいの

至福の幸せに包まれます。

人が幸せになれない理由

『幸せは、なるものではなく、感じるもの』と
言われたりしますが、

人が幸せになれないのは
苦しみを感じているからです。

苦しみを感じるのは
自分中心に物事を考えるために

意識が
過去へ未来へ、
自分へ他人へと
バラバラになっていて

人や未来に期待をしては裏切られ
『イライラ⇒怒り⇒悲しみ⇒無力感⇒絶望感』
へと心が変化していくのが

よくあるパターンです。

要は、理想と現実のギャップに
苦しんでいるのです。

表現を変えると
理想像にこだわりすぎているのです。

それを解消し
瞬時に心の状態を変える方法は

書籍『世界中の億万長者がたどりつく「心」の授業』
を読んで頂ければと思いますが、

その『理想像』が
実は四柱推命の命式と関係があるのです。

命式通りに生きる!は危険

四柱推命の命式は
本来の自分でもあるので

自分は潜在的に
それを理想像とします。

例えば、
・三徳の人は「完璧じゃないといけない」
・偏印の人は「物事は早くやるものだ」
・帝旺の人は「憶単位を稼ぎたい」
・印綬の人は「天才であるべき」
・傷官の人は「美しくなければいけない」
・比肩の人は「誰にも負けない能力を身に付けなければ」
などです。

そういったことを
理想とするのは良いのですが、

危険なのは、
「~ねばならない」
「~であるべき」
と、それに執着することです。

執着すると
そうでない自分を責め、

そうでない他人も責めて
心も状況も苦しい状態になっていきます。

大事なのは
『自分が執着している理想像に気付くこと』
です。

それに気付くことが出来れば
「それは本質的ではない」
「執着することに意味はない」
「こだわる必要もない」
と思えるようになり、

不幸の足かせを
外すことができるようになります。

あなたにやってくる未来

そのうえで、
人を幸せにすることに取り組んでいくと
Lifeステージに移行できます。

あなたが鑑定することによって
相手の心・表情がみるみる明るくなり

喜ばれ、
感謝され、

多くの人から
「あなたのおかげで、すごく幸せになれました」
と言われ、

事業家であれば
お金もたくさん頂けるようになる・・・

それがLifeステージの働き方、
俗に言われる『ライフワーク』なのです。