母性愛や学び教える星である『印綬』ですが
心配性でもあります。

特に日柱・月柱にある場合は
その要素が強く出るのではないでしょうか。

以下の場合は、主に
仕事(収入)が安定しないことに対して心配します。

前提として知っておいていただきたいのは
心配しても良いことはないという事です。

心配していると、
そのような良くない事象を引き寄せやすくなります。

それでも心配してしまうのが『印綬』ですので
その対策をご紹介します。

現実面での対策は、
安定収入を作ることです。

企業に勤めて
固定給をもらうのが良いでしょう。

ただ、自立の星があったり運勢が強すぎたり
自由を求めたりする場合は、企業勤めに向きません。

その場合の具体的な対策は
月柱に『印綬』と『沐浴』がある場合(不安と自由の葛藤)も参照ください。

それに加えて、
既に事業をしている場合は精神面での対策も必要です。

その具体的な対策とは、
『近い未来を期待すること』です。

人は、一度に1つのことにしか集中出来ない
『置き換えの法則』というものがあります。

期待しているうちは心配ができないのです。

期待するためには
何かを企画したり売上が上がる根回しをするなど
期待できる要素を作りましょう。

また、バイオリズムを確認して、
青春・絶好調・天中殺などの時期を楽しみにしましょう。

具体的な対策を考えたなら
あとは心配してもしょうがないですから
心配を期待に置き換えることです。

セールスなどの世界では
期待することによって成果が上がるという効果も
研究され実証されています。

良いものを引き寄せるためにも
具体的な対策によってこんな状態になるんじゃないかと
未来をワクワク期待しましょう。

そもそも心配するということは
想像力が豊かであるという事です。

『病(または長生)』を持っている人は
特に空想が得意ですし

『偏印』『死(または沐浴)』を持っている人は
直感やアイディアを出すのも得意です。

『劫財』を持っている人は
作戦を練るのも得意です。

それらの要素を前向きに活用しつつ
想像力をネガティブなものではなく
ポジティブなことに使いましょう。