僕が一部を執筆担当させて頂いた『外神による近未来予測学2020年』の、本の見方をご説明します。
内神・外神とは
まず、本のタイトルが『外神による~』と始まっていますので、内神・外神について簡単に説明したいと思います。
通常は、日干(日柱の十干)をベースにしてその時期の通変星を出します。これが内神で、自分がどうするか・どうなるかが分かります。これに対して外神は、年干(年柱の十干)をベースにして出します。そうすると、周囲が自分にどう接してくるのか・どんな出来事が起こるのかが分かります。

例えば、2020年は『庚子』の年ですので、日干が『甲』の人にとっては、『偏官の年』となります。日干ごとの今年の運勢は、30~34頁で確認することが出来ます。これは内神での出し方ですが、それとは別に年干(外神)で出すことも出来ます。日干が何であるかに関わらず、年干が『甲』であれば、『偏官の年』となります。この“外神(年干で観た場合)”『偏官』であれば、周囲が偏官として現れますので、例えば「何かが行動的に向かってくる」「女性が恋人として現れる」などと読み解くことが出来ます。外神による年運は、20~24頁で確認できます。
なお、書籍では、内神と外神を区別するため、“外神の比肩・劫財・・・印綬”を“①運比肩・②運劫財・・・⑩運印綬”と表記しています。
2020年の日運
書籍のテーマが『外神による~』なので、月運・日運は全て外神で出しています。外神ですので、年柱の十干ごとに書かれており、それがこの本のメインとなります。
まず、自分の年干をチェックください。下の赤丸の部分です。(命式が分からない方は、こちらのサイトで確認できます)

年干を調べたら、86~345頁のうち、該当する部分を見ましょう。例えば上図では年干が『辛』なので、268頁から見て頂き、1月の月運・日運は270~271頁に載っていますので参照ください。

なお、僕は『辛』なのでその部分の執筆を担当させて頂きました(372頁に担当者の名前が載っています)。
2019年の日運
また、この書籍は2019年8月に出版されていますが、2019年の日運も見ることが出来ます。それが38~73頁なのですが、見たい日の自分の年干の部分を見て頂き、そこに書いてある数字がその運勢と言うことになります。
例えば、2019年8月1日は、年干が『辛』の人は『②運劫財』ということになります。その意味は8頁に書いていますが、通変星の意味が分かっているなら「周りがその通変星として現れる」という意味ですから、更に様々なことを推測することが出来ます。
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