商品・サービスの金額に関係なく
相手が経済的に苦しい状況だと言っていても

すぐに安くしてあげることを
考えてはいけません。

まず知っておいていただきたいのは
相手が自分にお金を払おうが払うまいが、相手の金銭状況は変わらない。
という事実です。

なぜなら、自分のサービスに使わなくても、
相手は別のことにお金を使うからです。

お金がないと言っていても
実際は、外食するお金はある場合が多いのです。

要は、相手は必要なサービスにお金を使わなければ
一時的な快楽やストレス発散などの
ショーもないことにお金を使うのです。

ですから、自分のサービスにお金を使わない方が
状況は悪化すると言っても良いでしょう。

それに・・・

値引きは相手に対して
失礼かつ良くない行為ですので
そのように認識しておきましょう。

相手に300万円の借金があったとしても
その程度なら心を鬼にして、
適正価格で提供してあげることです。

なぜそこまでするのかと言うと、
値下げは相手を小さく扱うことだからです。

相手はその金額を払ってそれを活かすことができない、
要は信頼していないと言っているようなものです。

適正価格でお互い対等に取引をするべきですし
学びに変えたければ安くてはいけないのです。

あなたならやれるよ!

そんな意味も込めて
相手に投資させてあげましょう。

そうしなければ、または安易に安くしてしまっては
相手が現状を変えられる機会を奪うことになります。

みんな自分にお金を使ってきて
今があるのです。

お金を使ったものには
価値を感じて活かそうと思うから、人生を変えられるのです。

お金を使ってきたものは、
自信になるのです。

もちろん、
質が伴わない(お客様が満足しない)サービスは論外ですので
サービスの質を高めることを怠ってはいけません。

(逆に、今の世の中は金額だけが高い酷いサービスが多いので
払う側の時はしっかりと見極めましょう)

常に提供できる価値を上げ続けるようにし、
高単価商品であっても「ふつう、この倍はする!安すぎる!」
と思えるだけの内容にするよう努めましょう。

いくらであっても適正な金額設定をしているのなら
値引きなど考えないのが当たり前です。

どうしてもお金がない人には
条件を付けたりサービスをカスタマイズするなどして
相手の状況に合わせて提供したり

分割払いやクレジット決済で
対応すると良いですね。

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