以下の図は、僕が体系立てた『事業で結果を出すために大事なこと』の概要です。一番上の『技術』は、追って詳しく書いていきます。二段目の『在り方』はこれまでに書いてきたようなことです。潜在意識と集合意識については当記事でお伝えさせて頂きます。そして、事業は『実践』することと、『運』によって成功・繁栄するか否かが決まってきます。この『運』は、実は集合意識と密接な関係があるのです。

まず、潜在意識とは、意識の9割以上を占める無意識の領域のことです、それに対して普段頭で考えている事や意識、自覚していることは、顕在意識と言います。多くの人は頭で考えて行動を起こしますが、その行動が潜在意識と逆方向だと、圧倒的に力が強い潜在意識が「こっちに行きたい」と引っ張っていくように、頭で考えてやったことが空回りをしたり、そうならないための辛い事象が引き起こされたりします。潜在意識の一部は、『本心』と言い換えることもでき、「稼ぎたいのに稼げない」というのも、本心では自分には本当は稼げないんじゃないかと思っているのです。

それは自己価値などにも関係することですが、基本的には「理念が一緒だから組む」「メリットがあるからやる」などの表面上な意思決定は、顕在意識での判断ですので見誤らないよう注意が必要です。本心が何を思っているのかを知るには、自分との対話の時間を持つことです。カフェでも良いですし、できれば自然界の中が良いでしょう。雑念を払拭し、一人で考えごとをすることで、本当は自分はどうしたいのかが明確になってくるでしょう。

潜在意識も奥が深いものですがそこだけを改善しても、状況が改善されない場合があります。それは、潜在意識に影響を与えている『集合意識(集合的無意識・共通意識・超意識とも言われます)』などと呼ばれる更に下の部分があるからです。

顕在意識と潜在意識を氷山と例えるなら、その下の部分は『海』であると言えます。自己啓発では主に潜在意識を扱っているので初めて聞く人もいるかもしれませんが、そこが整っていないと運勢は良くならないのです。

その海の部分とは、天や神様、霊界、ご先祖さま、世の中の流れや人類全体などを表し、それらに味方されるような生き方をする必要があります。その具体的な方法は幾つかありますが、起業家にダイレクトに関係する部分では、『世のため人のための理念があるかどうか』『陰徳を積んでいるか』『自己成長を追求しているか』が重要です。分かりやすい行動としては、毎月の神社参拝と、毎年(理想は年6回)のお墓参りをすることも大事なことの1つです。

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