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劫財+帝旺は偉大な経営者の星

劫財は、スケールの大きな仕事をしたり、組織をつくったり、社交的に振る舞ったり、欲しいものは絶対手に入れる、というような意味を持つ星です。

帝旺は、何をやるにも運勢が強く、トップ・統率を表す星です。

ですので、この2つが揃うと、個人事業で月収100万円とか言っているレベルではなく、全体を巻き込んで億単位を稼いで当たり前と言えるくらい最強の星回りと言えます。

最も強い配置

四柱推命の命式は、日柱・月柱・年柱で観る縦軸と、通変星・蔵干通変星・十二運星で観る横軸とがありますが、最も仕事運に影響するのは、月柱の蔵干通変星と十二運星の組み合わせです。

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なぜなら、月柱は30代・40代の仕事において強く出る部分であり、通変星よりも蔵干通変星の方が仕事の内容として強く出る部分だからです。

なお、縦に並んでいなくても、命式の中に『劫財』と『帝旺』があれば、その要素があるということになります。

劫財+帝旺の人のテーマ

劫財も帝旺も、目標を明確にして、それを手に入れる技術を身に付けることで活かされますので、まずは「どうしてもこれを手に入れたい!」「絶対にこれを達成したい!」というものを見付けることがテーマと言えます。

それが見付かれば、あとは『劫財』が自動操縦的にそれを手に入れる方向に自分自身を向かわせてくれます。

劫財+帝旺は、陰転しやすい

この星回りは、運勢が非常に強いのですが、強すぎるがゆえに、周囲から少し浮いてしまうような感覚にも陥りやすいです。

多くの人は学校を卒業して会社員となり、半分妥協したような人生を送りますが、そのような状態の人達と友達関係を続けるには、劫財+帝旺を出さないようにしなければならないと思ってしまうのです。

その結果、劫財+帝旺は陰転し、比肩+胎の悪い部分が出てきて、「あまり人と関わりたくない」「飽きっぽい」「迷いやすい」という状態になってしまいます。

劫財+帝旺の生き方

劫財+帝旺の人は、潜在的に自分にはすごい可能性があると知っていて、四柱推命にも興味を持ちやすいです。過去の友達関係に囚われることなく、もっと前向きな人との関わりを大切にして、自分の可能性を信じ、お役目を全うすることを追求していきましょう。

劫財は社交的な星でもありますので、柔軟に人間関係を保ちながらも、自分の目指したい未来に突き進んでいくことです。人生のステージを上げるということは、これまでの人達との別れがあったり、仲間から抜けさせないための善意にも思えるような話やバッシングをされることもあるでしょう。

しかし、それに負けていては、そこまでの人生になってしまいます。専業主婦も向きません。

自分が行きたい人生を、妥協せずに突き進むことで、本来の自分が発揮され、運勢も好転し、仕事も結婚も人間関係も、より良好になっていくでしょう。

関連動画

以下は、四柱推命グループ講座で、劫財帝旺について話している内容です。
・身強の星が初年期にある場合の注意点
・劫財帝旺の陰転あるある
・日柱に劫財帝旺がある場合はどうなるか

↓劫財帝旺などの身強が(特に若年期に)ある場合の注意点(2:02)

↓日柱に劫財帝旺がある場合はどうなるか(3:36)