占いの種類によって、天中殺の時期が違うため、自分の場合はいつからなのか、混乱している人もいると思いますので、説明致します。なお、天中殺と大殺界は、意味としては同じです。
2年か3年か
天中殺は、別名『空亡』と呼ばれるもので、空間がなくなるようなイメージです。十干と十二支を順番に書いていくと六十干支が成り立ちますが、十干は10個、十二支は12個なので、十二支の方が2つ余ってしまいます。
図は1~10番目の干支ですが、十二支が2つ余りますので、日柱の干支が1~10番目の人は『戌亥』が空亡(=天中殺グループ)ということになります。

空亡と言えば基本的には2つの十二支を表しますが、運気のバイオリズムを12サイクルで観た場合は、もう1年加わって、3年間ということになります。
ですので、簡単に観るなら2年間、詳しく観るなら3年間ということなのです。
自分の場合の天中殺はいつからか
自分の空亡(天中殺)の十二支が巡ってきたらその時期が天中殺となりますが、
12サイクルで観るとその前か後の十二支も加わります。
例えば子丑空亡(=子丑天中殺)の場合、子丑を含めた3年間が天中殺となります。日柱が+の人は、前の年(亥年)から3年間、日柱が-の人は空亡の年から3年間が天中殺となります。
図の場合は、子丑天中殺で日柱が+ですので、亥年である2019年から3年間が天中殺となります。(1年間は2月4日から翌2月3日までです)

(なお、六星占術では年柱の陰陽で観ているようですので、日柱と年柱の陰陽が違う場合は、天中殺(大殺界)の時期がずれてしまいます)
最も注意すべきは天中殺の2年目で、3年目は明けてきますが油断禁物な時期です。また、2年目・3年目に空亡の2つが巡る場合は、3年目は特に注意した方が良いでしょう。
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