四柱推命鑑定師で起業することを迷っている方の中に、「既にたくさんの四柱推命鑑定師がいるのに、自分を選んでもらえるのか・競合にならないのか・集客できるのか」と思っている方が多いようです。

結論から言うと、全く問題ありません。

その理由と対策を3つに分けてお伝えしたいと思います。

四柱推命鑑定師は、まだまだ少ない

インターネットで見ると、四柱推命鑑定師は多いように見えます。それは、僕らが増やしているからです(早くしないと、もっと増えますw)。

まず、既に認識されているかと思いますが、他の業種、例えばホームページ制作や保険の営業マン、士業、印刷屋さんなど、世の中に溢れている職業はたくさんあり、今の時代、何をやっても同業者はたくさんいます。それらの業種でも事業を成功させることはできますが、それらに比べると四柱推命鑑定師は、同業者がかなり少ないと言えます。

試しに、どこか人の集まる場所に行ってみたり、親族や知人に占い師がいるかを聞いてみたり、四柱推命鑑定を受けたことがあるのかを聞いてみたりしてみてください。

四柱推命鑑定師と出会う確率は、かなり低いでしょう。

確かに、占い・四柱推命をやっている人はそれなりに存在しますが、鑑定書出力システムを使って鑑定書作成の手間を省き、ビジュアルで分かりやすい鑑定書を渡し、相手を元気にする前向きなスタンスでやっている四柱推命鑑定師は、僕ら鳥海流をはじめ、ごく一部だと思います。

また、別の見方をしてみましょう。以下はよくマーケティングで使われる『製品のライフサイクル』というグラフですが、最も事業に手を付けた方が良いのは『成長期』です。

導入期は、一般的にはまだ知名度が低いので、PR・啓蒙活動に多くの資源を投入しなければなりませんが、競合が多いという事は市場が開拓されてきているという事ですから、それだけ需要も多いのです。要は、それなりに競合が多い方が良いのです。

占い自体は成熟期に近いかもしれませんが、四柱推命は成長期くらいです。そもそも四柱推命は本来、かなり難しい学問で、中には習得するのに10年かかるという先生もいますが、僕らの場合は、目的が『人を幸せにすること』であり、スタンスが『シンプルかつ簡単に多くの人が使えるようにする』なので、9時間ほどの講座受講で鑑定師デビューができます。ある意味、それは画期的ですので、僕ら鳥海流がインターネットで少し目立っているだけで、競合はほぼいないと思って良いでしょう。

個人的には、鳥海流四柱推命鑑定師が、地域に一人いれば良いなと思っていますが、まだ点々としかいませんので、まだまだ圧倒的に足りていない状況と言えます。

四柱推命の需要は、まだまだ多い

上記でも似たようなことを書きましたが、周囲の人に四柱推命鑑定を受けたことがあるか、また、どうだったのかを聞いてみてください。

「受けたことが無い」「悪いことを言われて落ち込んだ」「あまり覚えていない」という方がほとんどでしょう。

要は、99.9%以上の人は、これから前向きな四柱推命を受ける可能性があるという事です。特に四柱推命は占いの帝王ですから、元から多く人が関心を持っており、それは女性のみならず、事業家から政治家、アスリートや芸能関係に至るまで、あらゆる業種のトップランナーほど役に立つものであり、彼らは実は、占いやそれに近いものを、必ずと言って良いほど活用しています。ただ、トップ層でない人は、まだ活用していない人が多いのです。言い換えれば、活用することで飛躍していけるとも捉えられます。

先日、朝日生命さんのイベントで約90名の方々に四柱推命セミナーをさせて頂きましたが、「四柱推命をほぼ初めて聞いた」「そもそも占いがどういうものなのかを知らなかった」というような反応を感じました。

それでいて、今回講師をさせて頂いた採用イベントは過去最高の集まりだったそうです。これは世間の皆さんの関心と需要の度合いが証明された1つの事例ですね。

更に、四柱推命は生涯を通して使うことが出来ますので、それだけ求められます。状況が変わればまた「観て欲しい」となりますし、運気のバイオリズムや相性鑑定も含めると、1人の人が3か月に1回程度のペースで鑑定を受けてもおかしくありません。実際にリピートを頂いている鑑定師さんもいらっしゃいます。

個人事業くらいの規模で活動されるのであれば、それほど多く集客しなくても成り立ちます。日本の人口のうち子供や年配者を省いた数が仮に5千万人だとした場合を想定すると、鑑定師が5万人いても1人の鑑定師が1,000人を相手にしなければならないことになります。

そう考えると、僕らのスタンスで活動している四柱推命鑑定師の必要数は、まだ100分の1にも満たないのです。

自分に合った人がやってくる

四柱推命鑑定師に限ったことではありませんが、自分のカラーを出していくことで、自分に合った人が集まってきます。そのお客様は、他でもないあなたから鑑定を受けたいのです。人の個性・性格・経験・魅力は唯一無二ですし、選ぶ基準は人それぞれで、無意識領域のエネルギーで選んで来てくださることもあります。

そこで大事になるのは、ありのままの自分を自分で認めて、素直に開示することです。過去に体験してきたこと、乗り越えてきたこと、今感じている想いなどに共感して来て下さる方は、魂のコアの部分に共鳴しているので、リピーター(ファン)になりやすいです。

僕のお弟子さんだけでも鑑定師として活動している人は数十名くらいいますが、鑑定師同士でお客様の取り合いをしているのを見たことがありません。

もちろん、初めのうちは基礎を身に付ける実践練習の要素が強いのであまり差別化にはならないかもしれませんが、知人・友人を味方に付けるような無料モニターの募集から始めることを勧めていますし、それを基盤としながら四柱推命も活用しながら自分のカラーを出して繁栄させていく事業のやり方もお伝えしていますので、世間で鑑定師がどれだけ増えようが、あまり気にする部分ではないと思います。

最後に

最後にお伝えしたいのは、状況はどんどん変わっていくということです。例えば、スマートフォンの導入期は2000年~、成長期が2006年~で、成熟期が2011年~と、携帯電話は20年足らずで画期的な変化を遂げて世間の当たり前になっていますが、これからはAIが発達し、時代の変化は更に加速すると言われています。

四柱推命の需要は無くなることはないと思いますが、二極化が進むとも言われている昨今において、多くの人が時代に乗り遅れないようにと必死になって成長・挑戦をしています。

要は、これから同業者もどんどん増えて(更に賢くなって)いきますし、先行者利益(早く始めることによる様々なメリット)がどんどん少なくなっていきますので、後になるほど事業も難しくなっていきます。やろうかやるまいかを考えていると、その分出遅れて成功率も下がっていくのです。

もちろん、なんでもかんでも手を出せば良いというわけではありませんが、気になっていることがあればいち早く解消し、自分の進む道を決めて歩き始めたほうが良いでしょう。

漠然と「自信が無い」という方も多いと思いますが、自信なんてやらなければ身に付きません。そもそも自信より大事なのは、相手の未来を信頼する『多信』です。自信など無いまま、それでもできるようなやり方でやれば良いのです。四柱推命の場合、「学んで自分を観たら自己肯定感が上がってお客様が増えた」「自分の活かし方が分かって能力が発揮できた」という人も少なくありません。動かないで考えていても進みません。とにかく何か具体的なアクションを起こして、前進しましょう。