「今の仕事が楽しくない、もっと自分に合う仕事を知りたい」
「今の仕事が自分に向いているかどうか、四柱推命で調べられるの?」
「本当に自分に合う仕事って何だろう…?」

今の仕事が自分に向いていないのでは? という悩みを抱える人は、少なくありません。本記事はそんなあなたのための記事です。「仕事がまったく楽しくない」「自分に向いている仕事は何だろう?」実際にぼくのところには、このような相談が多く寄せられます。

そこで本記事では、一般社団法人日本占道協会認定鑑定師であるぼく、星 絢(ほし けん)があなたに向いている仕事について四柱推命の観点から解説します。

【本記事のポイント】

  • 自分の四柱推命の命式を無料で出せる
  • 命式から自分の適職を推測できる
  • 四柱推命で自分がもつ強みや資質を知り、仕事選びに活かせる

本記事をお読みいただき、自分に向いている仕事を知るためのヒントを手に入れましょう。

命式の出し方

まず命式について、簡単に説明します。

四柱推命では、生年月日時をもとに命式と呼ばれる表を作成します。この表には、生まれた年月日時間を年柱・月柱・日柱・時柱と四つの柱に見立て、それぞれの時期に干支や星をわかりやすく配置。

しかし自分の生まれた時間を正確に知っている方は、非常に少ないでしょう。実際に占う場合は生年月日さえわかれば、宿命や運命を推測することはできます。

このような理由から、ぼくの流派である鳥海式では時柱を重視していないので、命式内に時柱はありません。

「命式の表はどうやって出すのですか?」

百聞は一見に如かずです。まずはご自身の命式を出してみましょう。四柱推命の命式は以下から無料で出すことができます。生年月日と性別を入力したら、鑑定をクリックしてください。生まれた時間は入力不要です。

【命式を無料で鑑定する】日本占道協会:四柱推命鑑定

【鑑定】四柱推命で見る蔵干通変星別向いている仕事

実際に命式を見ながらの方がわかりやすいので、鑑定で出した以下の命式をご参照ください。

通変星と蔵干通変星は、同じ星です。星は10種類あり、適職を知るには月柱にある蔵干通変星をみます。上の命式では、月柱の蔵干通変星は「正官」です。それぞれの星の意味は以下で説明しています。

ただし、これはあくまでメインになる部分のみを観た際の適職です。参考程度にご活用ください。

では、それぞれの星の適職を観ていきましょう。

印綬(いんじゅ)

『学問と名誉』の星

勉強好きで、教えることも得意。知識を教える仕事に向いています。

偏印(へんいん)

『ファイトと発想』の星

企画・アイディア力があり枠にはまらない。IT・医療・占いが向いています。

また、人がやらないような変わった仕事を生み出す資質もあります。

正官(せいかん)

『信用と気品』の星

正官の「官」は官吏を表し、「官」が付く公務員などが向いています。また公務員に限らず、社会貢献的な理念の仕事なら何でも適しています。

偏官(へんかん)

『野生と頭脳』の星

主に、営業職に向いています。スポーツ選手にも多い星です。考えるよりも先に行動するタイプ。公の資格や役職などにこだわらず、実力で地位を勝ち取ります。

正財(せいざい)

『着実と正直』の星

字の通り、正しい形で財を成すという意味があります。

経理をはじめとした事務職、家系を守る専業主婦、また金融関係の仕事に向いています。

偏財(へんざい)

『多趣味多才』の星

「財」は財産や人脈、情報を表し「偏財」は偏った財をもつことを意味します。お金には縁があるので、気遣いが求められる接客業を主として、お金をどんどん回していく商売人にも向いています。

劫財(ごうざい)

『意地』の星

どんなことをしてでも財を奪うという意味から、強い上昇志向を表します。不動産や組織を作るなど、スケールの大きな仕事をすることに向いています。

比肩(ひけん)

『自立と自尊心』の星

他人と肩を並べるという意味から自立心が強く、相手に甘えることができない性格で、勝ち負けにこだわりがちです。束縛されずに一人で動けるフリーランスや、勝ち負けにこだわるスポーツ選手、頑張っただけ成果が出る仕事が向いています。

傷官(しょうかん)

『型破りと聡明』の星

高い美意識と細かい作業を組み合わせたエステティシャンやネイリスト。センスと繊細さを活かしたデザイナーや作家。頭の回転を活かしたコンサルタント。高い技術・資格を習得する専門家や四柱推命鑑定師にも向いています。

食神(しょくじん)

『快楽と食通』の星

セミナー講師や占いなどの喋る仕事。レジャー関係やカメラマン、歌など遊びの延長線上にある仕事。料理やプライベートを充実させるような衣食住に関わる仕事。そしてアンチエイジング関係など、若々しくいられるような仕事が向いています。

十二運星でみる向いている仕事

十二運星からも、その特徴などからご自身に向いている仕事を推測することが可能です。十二運星のそれぞれの特徴と仕事について、以下で解説します。

胎(たい)

特徴:多種多芸、女性は人に可愛がられる、前世の記憶、直観的

仕事:前世の記憶を持っており、直感的に物事をうまく進めます。さまざまな仕事を経験したうえで自分に合った仕事を見つけるといいでしょう。

養(よう)

特徴:素直でユーモアあり、人から好かれる、目上からの引き立て

仕事:目上の人に好かれるような身なりや振る舞いをしていると、何をやっても引き上げられます。

長生(ちょうせい)

特徴:高い信用、勉強熱心、オシャレ

仕事:信用力を活かすような営業、占い師、コンサルタントなどが向いています。

沐浴(もくよく)

特徴:独立心、自由な生活、芸術、海外、執着心がない

仕事:心身ともに自由であることが重要。また、恋をすることで仕事運も良くなっていきます。

冠帯(かんたい)

特徴:独立精神旺盛、弱みを見せない、華やかさを好む

仕事:服装も人付き合いも考え方も、派手にしていくことで成功します。女性を対象にした仕事に縁があり、とくに中高年以降に成果が実ります。

建禄(けんろく)

特徴:強い運勢、安定と発展、努力

仕事:現実世界での本業を日々怠けることなくやれば、何をするにも強い運勢が味方します。

帝旺(ていおう)

特徴:統率力、カリスマ、ワンマン

仕事:どんな分野でも目標に向かってリーダーとして能力を使い、大きな成果を出せます。主に男性の組織を作るか男性を対象とした仕事をするといいでしょう。

衰(すい)

特徴:慎重、少ない行動、説得力

仕事:豊富な知識と説得力が活かせるアドバイザーのような仕事が向いています。

病(びょう)

特徴:神秘的、直観力、夢見る夢子

仕事:細かい仕事や精神世界に関わる仕事に向いており、芸術関係で才能を発揮できます。

死(し)

特徴:閃き、直観力、真面目で努力家

仕事:直感力を使ってアドバイスをしたり、生き方を伝えたりする仕事が向いています。

墓(ぼ)

特徴:探求心、凝り性、ご先祖様との縁が深い、お金に恵まれる

仕事:研究者や専門家など、1つのことを探求していく仕事が向いています。

絶(ぜつ)

特徴:気分や、天才的な要素、情にもろい、簡単に人を信用

仕事:一般社会よりも、特殊な世界で成功します。通常の職業でも、特殊性を出すといいでしょう。

身強と身弱の向いている仕事とは?

ここでは、身強と身弱のそれぞれが向いている仕事について、解説します。

身強と身弱の見分け方

身強か身弱かの見分け方は、いくつかあります。

まず『身強の星』と呼ばれる十二運星の『帝旺』『建禄』『冠帯』のいずれか一つでも命式に入っていれば、身強です。

また運勢エネルギーが20以上の場合も身強です。なお、律音と宿命大半会がある場合は、組み合わせ1つにつき運勢エネルギーが2倍の計算になります。ただしそれを活かした場合によります。

さらに、通変星で同じ質の星が表に4つ以上出ている場合も『八相局(はっそうきょく)』という特殊な運勢となり、身強となります。(比肩と劫財、傷官と食神、偏財と正財、偏官と正官、偏印と印綬が同じ質の星です)

身強の特徴

身強であれば『事業家タイプ』で、現実的にお金を稼いでいくことに向いています。身強の人で芸術家などになりたい場合は、どこかで身強のエネルギーを活かさないと陰転してしまうことも。ですので、現実を強く推し進めていくようなスタンスで、裏の星の身弱も出していくといいでしょう。

身弱の特徴

身弱は『アーティストタイプ』で、何かのスペシャリストとして活躍できます。身弱だからと言って、お金を稼げないわけではないのですが、事業家としてのエネルギーを高めたい場合は、十二運星の裏の星を出すように意識しましょう。そうすることで、身弱を身強の星に変えて結果を出していくことが出来ます。

適職診断だけで判断しない、向いている仕事の考え方とは?

冒頭でもお伝えしたように、「今の仕事は向いていないかもしれない」と悩む人は少なくありません。そんな仕事で悩む人が、四柱推命を活用して適職を探すことは可能です。

ですが、適職なら何でもいいのかといえば、そんなことはないはずです。「こんなことがしたい」「こんな働き方がいい」といった漠然としたものでも、あなたには何か理想や希望があるはず。

まずは、それが何かを自分の中で整理することが大切。自分の人生です。進む方向は自分で決めて、それを実現していくために四柱推命を使うといいでしょう。

そのような理由から、自分に合った仕事を見つけるポイントを、以下で説明していきます。

「何をやるか」よりも「誰とやるか」が重要

私たちは子どもの頃から「大きくなったら何をやりたい?」と「何をやるか」に焦点を当てさせられてきました。だから「何をやるか」をまず考える人が多いです。

しかし、それよりも「誰とやるか」が大事だと思います。なぜなら人は、一緒にいる人の影響を受けやすいからです。

関わる人が良ければ前向きに成長していけます。

気の悪い人と関われば、それに感化されていくでしょう。

単純に幸せな人と一緒にいれば、何をしていても幸せだと感じます。逆に好きな事をしていても、関わる人がイヤなひとばかりだと、それは幸せではありません。

せっかく好きな仕事を得たのに「イヤだな」「辞めたい」と感じるなら、仕事そのものではなく、あなたが関わる周囲の人が関係しているかもしれません。

仕事を変えたいのは、ただの逃げではないのか

仕事には合う・合わない、向き・不向きはあると思います。ですが、それはある程度やりきってからいうセリフです。

「イヤだから」「大変だから」との理由で仕事を変えるのは、ただの逃げかもしれません。イヤなことから逃げるのは楽ですが、課題から逃げるばかりでは、延々とその課題が目の前に立ちはだかることになります。

それは、逃げる根本の課題を解決していないから。「仕事を変えたい」と思ったら、それは前向きな理由なのか、またはただの逃げなのかをじっくり考えてから判断するといいでしょう。

たくさん経験してみる

『自分がやりたいこと』は心が決めること。心が何かしらの影響を受けていなければ、そうは思えません。

たとえば発展途上国の悲惨な状況を自分の目で見てきた人は「その状況をなんとかしたい!」と思うでしょう。逆に大変なことや悔しさや辛さ、葛藤もなく、ただなんとなく過ごしてきた人は、心からやりたいことが見い出せない傾向があります。

「何をするか」と集めた情報は頭の中に入るだけで、心に大きな影響を与えることはあまりありません。まずはとにかくいろんな経験をすること。どんな人がどんな想いでどんな仕事をしているのかを、自分の目で見て耳で聞いて肌で感じて心で想うのです。

自分がやりたい仕事は、そうした経験を元に見つけていくものです。

占い師に向いている星

四柱推命で適職を探す方法について、ここまで解説してきました。

ここでは、占い師に向いている星について、説明しましょう。

ご自身の命式は出していますね? まずはその命式をご覧ください。

月柱と年柱にある通変星、そして日柱、月柱、年柱にある蔵干通変星を見てください。その中に、以下の星があれば占い師に向いています。

  • 偏印…占いそのものが向いている
  • 正官…人の幸せへの貢献や、プライドが高いので占いの帝旺が適している
  • 食神…喋る仕事向き
  • 傷官…高い技術と頭の回転を使って本質を見抜き、はっきりモノを言える
  • 印綬…四柱推命の基礎知識を早くしっかりと習得可能
  • 比肩…事業にチャレンジしていくことに向いている

次に日柱、月柱、年柱にある十二運星をご覧ください。そこに以下の星があれば、占い師向きです。

  • 冠帯…女性を対象にした仕事が向いている
  • 衰…説得力がある
  • 長生…信用されやすい
  • 死・胎・病…直感力がある

四柱推命の命式から自分の適性や適職などを推測できるなんて、ワクワクしませんか? 実は命式には他にももっとたくさんの情報、あなたの人生におけるヒントがたくさんつまっているんです。

また、あなたの家族や大切な人も四柱推命で幸せに導くことが出来るなら、占い師はとても素敵な仕事だといえるのではないでしょうか。

占い師の仕事に少しでも興味をもたれたら、下記を参照してみてください。

【参照】占い師の素質とは? 占い師として独立開業するなら知っておきたいことを徹底解説

【起業サポート有り】四柱推命鑑定師のススメ

ここでは四柱推命鑑定講座についてお伝えします。

四柱推命は「占いの帝王」と呼ばれ、どうしたらもっと身も心も豊かになれるのか。天命・天職に生きられるようになるかを導き出すツールといえます。

四柱推命の中でもぼくは鳥海流四柱推命を学びました。この鳥海流四柱推命には以下のような特徴があります。

  • 20年間で10万人以上の鑑定経験をベースにした的中率の高さ
  • 良くない事をいうのではなく、人の未来を幸せにする鑑定
  • 時柱を観ないためシンプルかつ実践的(その代わりに通変星を詳しく観る)
  • 命式の読み解きからはじめるため難易度は低めで、短期間で習得可能
  • 人の強みや資質・性質・運気の流れ・相性を見ることができて、自分も周りの人も幸せにできる

ぼくが提供する四柱推命鑑定士養成講座は、この鳥海流をベースにして構成。それに加えて、9つの流派を極めた末に生み出された『北極流占術』の一部と、トップコンサルタントの経営メソッドも取り入れています。

また、毎月3万円以上稼げるようになるまで無償で起業フォローがついています。

講義内容や充実の起業サポートなど講座に関する詳細は、下記サイトをご参照ください。

【参照】四柱推命鑑定士養成講座、素質や勉強法についても解説

【体験談】四柱推命鑑定師 星 絢の話

四柱推命鑑定師であるぼく(星 絢)について、少しお話させてください。ぼくは起業を志してから約10年間、仕事も恋愛も人間関係も…何をやってもうまくいきませんでした。しかし四柱推命を活用することによって、人生を劇的に好転させることができたのです。

元は青森の田舎から出てきた青二才でした。それが人材育成会社との出会いをきっかけに人生の方向性が変わり、結果として、5度の起業に失敗。雇用された会社はアルバイトも含め約50社、1万人以上の人との出会いや、自己投資・事業投資で総額500万円の借金をかかえました。自己を見つめなおすために、箱根での住み込み生活などを経験してきました。

その後、「コミュニティを作りたい!」と強く想って活動しましたが、それもうまくいきませんでした。そんな時に出会ったのが四柱推命(鳥海先生)でした。そこから四柱推命・トップレベルの経営技術・次元の高い運命学なども学び、今でもいかに人を幸福にできるかを追求しています。

今のぼくの夢は、小さな村をイメージした場所を拠点として「1,000年先へつなぐ地球家族」をテーマとしたコミュニティを作り、地球人として最高の生き方を追求しながらその価値観を広げていくことです。

他にもいろいろありますが、ぼくの詳しいプロフィールはこちらから確認できます。よろしければご覧ください。

星に生きる物語 プロローグ1『なんでもない悲劇』

【体験談】四柱推命講座受講生様

四柱推命講座を実際に受講した方の体験談です。これは結果を保証するものではなく、効果には個人差があります。ぜひ参考としてお読みください。

四柱推命講座受講生 青木 香様(30代・鑑定師・代理店業)

専業主婦で収入0だったのが、四柱推命だけで月2万円、権利収入1万円、旦那の収入も100万円アップしました。集客サポートがあるので安心です。私だけではなく家族が鑑定を通して幸せになっちゃってます。3人の育児に追われていた(軽く引きこもり)が、鑑定をはじめたら生きてるって実感するほどの充実感です。

やりがいを感じて、新たに社会貢献したい気持ちが芽生え、人脈が増えて新たに仕事の幅が広がりました。何があっても大丈夫といった自信と安心感があるため、何でも挑戦できるようになりました。

四柱推命講座受講生 あゆみ様(38才・女性・販売・サービス業)

テキストが素晴らしい。わかりやすくて、動画を見ながら見返し、最後のまとめのテストでは、抜けそうなところや押さえたいところがしっかりまとめられいます。まるで模擬鑑定しているかのようで、ありがたかったです。

まとまって時間が取れなくても、日常の隙間に動画を見て学ぶことができ、テキストや模擬鑑定のようなまとめ方は情報量や仕組みが素晴らしいと思います。フォローもあるので「できない・わからない、がそのまま」「勉強したけど人に使えない」ことがありません。

仕事展開へのアドバイスは、自分の星の性質に沿って、自分を生かした進め方のヒントをいただけた気がします。また、うまく動けないでいた自分に対しても、今後、どうしていくかの答えが見つかりましたし、まだまだこれからですが、鑑定を提供する事を臆せず話ができるようになりました。

相談者の笑顔を見るたびに、自分が得られたもの・内容の価値は充分すぎるほどと感じます。使うために学びたい方には、とくにおススメします!

四柱推命 仕事についてのまとめ

本記事では、命式の出し方やそれぞれの星が示す仕事について解説してきました。ここであらためて大事なポイントを、下記にまとめます。

【本記事のポイント】

  • 生年月日を入力するだけで命式を作成する無料サイトで命式を出す
  • 命式を出したら『月柱』の『蔵干通変星』を確認。月柱にある蔵干通変星がその人に合った仕事を表す
  • 『十二運星』からはその星をもつ人の特徴や仕事などがわかる
  • 適職の星以外からも自分に合った仕事の探し方がわかるようになる
  • 占い師に向いている星がわかる

このように本記事を読むだけで、簡単に自身の命式を出して自分がもつ星を調べ、適職を探せるようになります。ご自身だけではなく大切な人も幸せに導くために、本記事を活用してみてください。

参考にしていただけたら、うれしいです。

あなたがもっと幸せになり世の中が素敵になりますように。