予告の力

モニターを募集する際に、やっておいた方が良いことがあります。それは『予告』です。要は、「〇月から占いのお仕事始めます!」と宣言することです。これは映画の予告「Coming Soon」と同じ効果があり、徐々に興味関心度を高めて、当日には申し込みが殺到するという状態を創り出すことが出来ます。

理想は、「これから占いを勉強しようと思っているんだよね」「今習ってるんだよね」などと、事前に周囲に言いふらしておくことです。更に、「今日はこんなことを学びました」「凄いです!楽しいです!」などの状況も共有し、デビューの時が近付いたら「〇月×日からモニターを募集させて頂きます」「本日の△時から募集を開始します」などと再周知しましょう。様々な角度で何度か周知するとその効果がどんどん大きくなっていきます。

できることなら、友人・知人に言いふらすことです。これまで出会った人とFacebookで繋がっていれば最もやりやすいですし、今後も活動がしやすくなるのでFacebookの利用をオススメします。「友人・知人に」というのは、「全く知らない人は避けた方が良い」ということです。特に事業経験がない場合は、モニター募集は無料でスタートすることを推奨しているのですが、公に無料で募集すると「無料だから」という意識で申し込む人が多いので、重い相談や冷やかしやクレーム、アンケートに答えてくれない等のちょっとした被害を受けやすくなります。僕の受講生さんで相談者に酷いことを言われて3日間ショックで動けなくなったという人もいますから、軽視できません。

協力者を増やす

事業序盤のポイントは、『いかに友人・知人に、協力者になってもらうか』です。アンケートには本音で答えて頂き、良い感想も書いてもらい、少し盛っているくらいの感想付きでシェアや口コミをしてもらう事です。この辺りは友人であれば自然にやってくれることです。

周囲の人がアナログな人ばかりでも問題はありません。そのほうが人と人の繋がりが強いですから、携帯メールや直電話、リアルに人が集まる場で紹介してもらうなどの方法で広げていくと良いでしょう。その場合、名刺や紹介カードなどが効果を発揮するかもしれません。

占いは、無料モニターであれば、人から人へと紹介してもらうことで無限にこなすことが出来ます。なぜなら占いは元から興味を持っている人も多いですし、だからこそ紹介者も紹介しやすいのです。紹介する人の心理としては、双方に喜ばれるなら積極的に紹介したいのです。なぜなら人には誰でも「人の役に立ちたい」「喜ばれたい」「感謝されたい」という欲求があるからです。紹介してもらえないことがあるとすれば、何かしらマイナスな要因があるからです。占いにネガティブなイメージを持っているとか、嫌な感じを受けたとか、何パターンか考えられますが、改善できるところがあれば改善し、その人に原因があるのなら放っておいて次の人に意識を向けることです。

口コミをしてもらう時は、しっかりと「もっと練習したいので、紹介してくれたら嬉しいです」と伝えましょう。なぜなら、相手は「無料でたくさんやっているのにもっと紹介したら迷惑なのでは」と思っているかもしれないからです。紹介するかどうかは相手が判断することですから、自分の意思は伝えておきましょう。

また、モニター募集の案内ページも作っておきましょう。無料や安価でやっているうちは無くてもやっていけますが、やはりできるだけその価値や魅力が伝わった方が申込み率にも影響してきますし、紹介してもらう際にも案内ページがあった方が、URLを貼るだけで良いので楽なのです。紹介者にはできるだけ面倒やストレスをかけないようにしてあげるというのもポイントです。更にそこを追求するなら、紹介時に書いて欲しい文章のテンプレートを相手に送って、自由に編集して投稿してもらうくらいまでやっても良いでしょう。